美しい海や湖、山々が織りなす自然が魅力の町、若狭美浜。人々は「和」を大切にし、人情味あふれるハートフルな気質は、
日々の暮らしの中で、その自然を敬い、慈しむことから培われました。
そんな郷愁を誘う、やさしさに溢れるこの町で、「うそば」は誕生しました。
地元産の素材にこだわり、昔ながらの製法を守りながら、熟練の職人たちの手でひとつひとつ丁寧に紡ぐ麺。
皆さまの食卓に笑顔が生まれることを願って、今日も麺作りに励んでいます。
店主自らが、長年の経験と知識から厳選した原材料の数々。
若狭の美味しい水と、そばが美味しい都道府県全国1位である福井県産のそば粉、そして国産にこだわった小麦粉。
上質だからこそ、あえてシンプルに余計なものを加えずとも素材そのものでも楽しむことができるくらいです。
店主が試行錯誤する中で見つけた、うどんとの相性が良く、香り高いそば粉を季節に応じて配合を調整しています。
梅の産地、三方五湖の福井梅。ほぼ福井県でしか生産されない希少品種「紅映梅」使用の自家製梅干しを麺に練り込んでいます。
日本は小麦の生産量が少なく、うどんに使用できる品種もわずかですが、 国産にこだわることで安心、安全を提供しています。
熟練の職人たちが、少人数で丁寧に作っています。
生地となる粉と水を合わせて攪拌していきます。「うどん」と「そば」それぞれで行い、 その時々で温度や湿度を微調整しています。職人の経験と勘が問われるところです。
できた生地を、それぞれ数回ずつ、均一に伸ばしていきます。食感を決める大切な作業です。 2種類の麺の特性に配慮し、厚みのわずかな差にもこだわりながら丁寧に作業を行います。
「うどん」と「そば」の特性に合わせ、独自の配分で接着していきます。 素材そのままの味を安心して楽しんで頂くため、この作業に通常の麺作りの約3倍の手間をかけています。
専用の機械を使用してひとつひとつ切り出していきます。60年以上使い込んだ機械は、すでに同様のものがなく、家宝となっています。 その後、切り出した麺は手作業で形成し、温度や湿度の調整をしながらじっくりと乾燥していきます。
手間暇をかけた『うそば』の完成です。人の目によって徹底的に品質管理し包装しています。 素材そのものの美味しさをご堪能していただける私たち自慢の商品をお届けします。 ご家庭はもちろん、大切な方への贈り物としてご利用ください。